【岡田斗司夫】無人コンビニが世界を変える?顔認証技術がもたらす新たな階級社会とは

仕事

最近youtubeで岡田斗司夫さんのYouTube動画を垂れ流していてよく観ているのですが、

何気なく開いたこの動画が面白かったので紹介します。

公開日:2021/12/10
収録日:2018/12/02
題名:【UG# 259】2018/12/02 ぼくらの正義や経済はどう変わるか? 大予想! キャッシュレス化の到達点とAI技術の進化

2018年12月2日の3年前に配信した未来予想回を振り返るという動画なのですが、

内容は日本経済新聞の記事で顔認証の「無人コンビニ」をセブンイレブンがNECと連携し

実験店を開いたとの記事があり、それについて当時言及しています。

無人コンビニの顔認証技術の決済、入店システムが壮大な話へ広がり、

しいては社会の階級制度にも影響を及ぼすという内容のもの。

岡田斗司夫さんは相変わらず一つの事象に対して、あらゆる因果関係を想定して

考える力、想像力を膨らませる天才だなと感心しました。

それでは、簡単にまとめていきます!

無人コンビニ導入のメリットとは?

無人コンビニの導入の最大のメリットは人件費削減です。

決済を完全に顔認証でおこなうため、レジを通す必要性がなく、

これまで4~5人で回していたコンビニの従業員を1名ほどに減らせることができるとあります。

ただそれ以外にも一つ大きなメリットがあります。

もう一つのメリット セキュリティ性の高さ

無人コンビニと聞いたときに、万引きなどの犯罪が横行するのではないか?と

思う方もいらっしゃると思いますが、

岡田斗司夫さんは、セキュリティを高めることができるといいます。

それはなぜかというと、

キャッシュレス決済なのでそもそも銀行口座に預金がない人(お金がない人/決済が行えない人)は

コンビニに出向く必要がないので、入口の段階で顔認証システムにより入店制限を行う。

もしくは過去万引き等の犯罪を犯した人は出禁等の処置を行える。

つまりは、事前に危険分子を排除することができるのです。

「安心」という定義の変化

過去万引き等の犯罪経験がない&お金がある人(万引きをする可能性が低い人)のみが

入店できるコンビニとなると、店内安心感がありますよね。

それは空港などで手荷物、身体検査を受けて、セキュリティゲートをくぐり終えた後の感覚と似ています。

次第にそれは「ゲートを通った方が安心感があがる」というように

「安心」=「ゲートを通る」という風にその定義が変わっていくのです。

門で囲われた世界

このような「顔認証によるゲートの通過」はどんどん当たり前になっていき、

例えば学校では生徒や先生だけが、マンションではその住人だけがゲートを通れるようになっていきます。

市民生活は都市の中にあるのではなく、

その中のさらにセキュリティーゲートの内側に閉ざされていきます。

人々は門で囲われた世界に安心感を覚え、安全だと考えるようになります。

Gated City/社会のヒエラルキー化

次の段階は「 Gated City 」

城塞で囲まれた富裕層とその使用人しか入ることができない街がでてくるといいます。

イメージとしては高級ホテルの会員制専用ラウンジのようなもので、

これがまずはビルのワンフロアー、やがては一つのビル、やがては小さな街全てがゲートで囲われて

段階を追って 「 Gated City 」 は形成されていきます。

顔認証が進んでいく方向性は、

社会の階層化がやがて土地的に見えるようになるということです。

ネット階級社会へ

無人コンビニはネットを使用した科学技術の粋を尽くした

インターネット階級社会の第一歩だと、岡田斗司夫さんは言います。

今後10年単位で変動するであろう事象とのことでしたので、

配信から3年たった今でも無人コンビニの本格的な導入も行われておらず、

まだ進展ないように感じますが、いずれはそうなる未来がくるのでしょうか。

7年後、答え合わせしましょう!


はい、簡単にまとめました。

もっと詳細に知りたいよって方やほかの動画も気になるよって方は

ぜひ岡田斗司夫さんのYouTubeを見てみてください!

では!

岡田斗司夫さんのYouTubeはこちら

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