こんにちは。けんやです。
一般的によく言われる「独立系SIerはやめとけ!」という言葉ですが、
何をもってやめとけなんて言われているのか気になりますよね。
そんな私ももともと独立系SIerでSEをしていましたが、
自分の経験上、総合的にみて独立系はやめた方がいいかなーと思います!
この記事では独立系SIを避けた方がいい理由と、オススメのSIerについてご紹介していきます。
独立系SIerはやめた方がいいと言われる理由
独立系SIerやめとけの理由はざっとこんな感じかと思います。
- 給与が低くなりがち
- 家賃保証などの補助が手薄
- 客先常駐が多い
そもそも独立系SIerは親会社を持たない会社で、
名前の通り完全に独立した形で企業が存在します!
そのため会社の安定性が低くなりがちで、従業員に高い給料や補助を提供できない傾向にあります。
自分の経験ですが、新卒で就職した先が独立系で大手だったので比較的年収はよかったんですが、
その会社は家賃補助があんまりイケてなく新卒で1万~2万円とか、3年目ではなんとゼロになりました。笑
こういったお金の部分は働く上でのモチベーションに直結するので、大事にしたいところですよね。
また、仕事のスタイルとしては親会社がいないので基本的には仕事を外から取ってきて社内で開発を回すか、客先常駐でSESとして出向して稼ぐことになります。
この客先常駐がなかなかしんどくて、就職してから数年~長い人だと数十年くらいお客様先に出向となり
自分の会社のオフィスに出社なんかしたことないよーって人や、出社したとしても会社に席がないって人もたくさんいます。(私がそうでしたー。)
帰属意識がだんだん薄れてくるんですよね。
そして出向先には取引先のお客様がいつもいるわけで、
人間関係や仕事のプレッシャーなどなかなかストレスの多いお仕事になってきます。
独立系SIerの良いところ
独立系SIerの批判のような記事になってしまい恐縮ですが、良いところもたくさんあります。
親会社がいない = 自由度が高いということです。
つまりは、親会社の業界や意向や製品などに縛られず多種多様な業種のプロジェクトに携われることができます。
スキルアップをしたい!というエンジニアにはいい環境だと思います。
それでも安定性が大事だと思う
これからフリーランスとして独立したい!とか自分でサービス立ち上げて起業したい!
という志の高い人なら独立系SIerでもいいとは思いますが、
一つの会社で一生勤め上げたい!安定性が欲しい!という人にはあんまりオススメできないのが正直なところです。
やはり、給料や補助の部分は生活していく上であるには越したことがないし、生活の安定は心の安定にも直結します。
その点独立系SIerでは不十分なところがあるのが実情です。
ユーザー系かメーカー系がオススメ
オススメはユーザー系SIerかメーカー系SIerです。
ユーザー系は銀行や保険会社、運送会社などの一般企業、
メーカー系はハードウェアの会社(富士通とかNEC)のソフト会社が独立して子会社化したSIerです!
両者に共通しているのが、親会社がいて非常に業績が安定しやすいことす。
そのため独立系と比較して補助手厚く給料は高め、基本的には親会社のソフトウェアを作るので
特段営業もなく、客先常駐も発生することは少ないです。
まとめ
良い悪いの全てはその人の価値観や考え方で左右されると言えばそれまでですが、
少なくとも働きやすさで言えば、絶対にユーザー系かメーカー系SIerです。
可能であれば中小企業より、大手企業の子会社へ就職を目指した方がその満足度は高くなっていくと思います。
私が独立系に就職した時、周りの友達何人かユーザー系SIerに行った人がいて、
自分と比べて家賃補助が充実していたり、基本給の高さに驚いたことを覚えています。
システムエンジニアとして就職するなら親会社のあるIT企業に行くことをオススメします。
最後にこれから就職や転職を考えられている方にオススメのITエージェントをご紹介しますので、
興味ある方は下記リンクから、無料登録してお話だけでも聞いてみられるといいかと思います!
では!
コメント